とおわから

2017.01.31

【地域の伝統体験】稲わらで作る「わらじ」作り体験をしました!

日本の伝統。
中山間地域の四万十町十和地域には、昔から伝わる食材、料理、そして文化があります。
今回、日本の伝統的な履物「わらじ」作りを、
地元の名物ばあちゃん・上山チドリさんに教えていただきました!

地元の名物ばあちゃん・上山チドリさん

上山チドリさん

上山チドリさんといえば、地元の有名人。
十和の井崎地域に住むチドリさんは、地域の知恵袋のような存在。
なんと、十和のお米「十和錦」の生みの親でもあります!
お米や栗はもちろん、様々な知恵をお持ちの元気なばあちゃん。
着ている服や帽子、カバンも全部ご自身の手作り。
なんとびっくりしたのが、その日持っていたカバンは、
広告のチラシで編んだお手製のばっぐ。
ニスを塗って、なんと10年近くは使っているとのこと!
お食事時にお邪魔すると、いつもごはんを出してくれる温かいおばあちゃんです。

 

わらじ作り体験

わらを「編む」ことに四苦八苦

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チドリさんはわらじ作りの名人!
地元のおんちゃんおばちゃんにも伝承しているわらじ名人チドリさんに、わらじ作りを教えていただきました!
「わらじ」とは、稲のわらを使って作った草履のこと。
どっさりと積まれたわらを編むところからスタートです。
みなさん、わらを編んでいるところを見たことはありますか?
両手の手のひらでわらを挟み、滑らせながらひねって編んでいきます。
これがまた難しい!
なかなか滑らず、くるくるとひねらないんです・・・。
でも、チドリさんはあっという間にどんどん編んでいきます。
そして、速いだけではない!きれいなんです!
しっかりときつく編まれていて、均等できれいな1本の縄になります。

 

だんだん慣れてきて、いざ完成!

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縄ができると、「こうやって、こうやって、こうやって、こうやって・・・。」と丁寧にゆっくりと一緒に編みながら、
教えてもらうままに編んでいくと、いつの間にか丸みができたかかと部分が完成。
「こうやってできるんだ~!」と感心しながら、ゆっくりと1本1本編んでいきます。
慣れると楽しくなってきて、おもしろい!と思っていると、
隣でいつの間にか1足を完成させているチドリさん。
早い!そしてきれい!
自分の編んでいるものを見ると、なんともいびつな形。
編む力加減によって、どんどん幅が小さくなっている私のわらじ。
でも、「初めてにしては上等よ!」と力強くほめていただき、
楽しく編んでいくと、あっという間に完成!

 

昔の知恵と温かみに触れる楽しさ

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難しくて全部の作り方は覚えていません!
でも、初めて自分で作ったわらじを見るとなんだか嬉しくなりました!
作る道具は「わら」とハサミの2つだけ。
昔から伝わる知恵が凝縮された生活用品。
実際に履いてみると、見た目によらず気持ちいいんです!

終わってから、チドリさんの携帯電話に付いているストラップを見せていただきました。
わずか2cmほどのわらじ!
これは糸で編んだものでしたが、わらじの難しさを知ってからこのミニわらじを見ると、仰天の一言。
改めてチドリさんの器用さと、何でも自分で楽しんでつくっている姿を感じます。

 

日本の伝統とそれを伝える存在

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この「わらじ」を作れるのは、地元でもわずか。
作り方を習うため、おんちゃんやおばちゃんがチドリさんを待っているんです。
今はわらじを使っている人はごく少数。
正直、わたしも履いたことはありませんでした。
でも実際に触れてみて、日本の伝統と、この温かみを大切にしたいな。
そんな風に思える時間でした。
このような知恵や伝承を生活にしているチドリさんのような存在は
本当に貴重な地域の自慢です。

何よりも、チドリさんの笑顔が素敵でした。

 

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