とおわから

2015.01.14

新酒の発売開始ということで、純米吟醸「山間米酒」の過去の記事をまとめてみた 【四万十の地酒】

今日は新酒の販売が始まった「山間米酒」について。
過去に眠っていた記事を掘り起こしてまとめてみました。

酒の肴に合うお酒

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肴に合うお酒を追求した純米吟醸「山間米酒」
淡麗辛口ですが甘味が強く、四万十の水を使っているせいか後味にくどさがなく、味の引きが早いスッキリとしたお酒です。

杜氏いわく
「酒いうもんは、最初は甘いもん。辛くなるにつれて、アルコールがついてくる。辛口すぎると、あるところから甘味が全くなくなってしまう。それを意識しながら、アルコールを寝かして切れを良くした」というお酒です。

四万十の米と水から生まれたお酒

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四万十川の支流で作られる「山間米」
山間部を流れる冷たい入り水を使うことで、甘味を多く含んだお米が作られます。
このお米と、四万十川の中でも特に透明度が高い黒尊川という支流の水をつかってお酒が作られます。

高知県にのこる最古の酒造「西岡酒造」

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蔵元は江戸時代中期天明元年(1781年)創業「西岡酒造」がされています。
単独酒蔵では高知で一番古い220余年の歴史を持ち、平成17年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞した蔵元です。
建物に入ると、またその歴史を感じることができ、年季が入った設備には至る所に工夫がなされていました。
西岡酒造は一般のお客さんの見学もできますので、お越しの際にはぜひお立ち寄りください。もちろんお酒も買えますよ。

酒造歴40年のベテラン河野幸良さん

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西岡酒造の杜氏である河野(こうの)さん。
西岡酒造に勤めて40年になる河野さんは大ベテラン。
お酒への豊富な知識と気さくな人柄が印象的です。
また、60歳を超えるとは思えないほど身軽で、酒造所内を周ってはチェックを繰り返されてました。
お酒造りは時間がかかります。
しかも冬に一年分の仕込みをしてしまいますので、失敗は許されません。(もちろん、失敗はつきものらしいですが)
「杜氏」という肩書きの重さをヒシヒシと感じとることができました。

「米なら作れん酒はない」

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一般的に酒造りには、「お酒を作るためのお米」が使われます。
米の粒が大きいほうが、お酒に良いそうです。(他にも条件はたくさんありますが)

当初山間米を持って行き、「お酒用のお米じゃないけんど、これで作れんろうか?」と頼んだところ、杜氏の河野さんが一言。
「米なら作れん酒はない」
ここから食用の山間米をつかったお酒づくりが始まりました。
使用する山間米の品種はヒノヒカリ。
食用の中でも粒が小さく、精米歩合も53%が限界だそうです。
また、純米吟醸酒は、本来の芳醇な香りと美しい薄黄金色が命だと考えて無濾過にしています。DSC_0135
試行錯誤の末、完成した山間米酒については「十分満足してもらえる酒になったと思います」とのこと。

火入れをしない生酒が一番おいしい

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火入れの工程は、”火落ち”と呼ばれる菌からお酒を守り、発酵を止め、殺菌する目的でされています。
しかし、火入れを行うと繊細な風味、香りが少なからず失われてしまいます。
一方で、生酒は冷蔵が必要な為、貯蔵することに向いておらず、知る人のみが火入れ前にお願いをして手に入れることができます。
今回、100本と数量が少なくはありますが、なんとか販売できる運びとなりました。
少しでも多くの方に味わっていただけたらと思います。

▼【新酒】純米吟醸「山間米酒 生酒」の商品ページはこちら

いしだ

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〒786-0535 高知県高岡郡四万十町十和川口62-9電話 0880-28-5421 FAX 0880-28-4875

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